今日は日曜日ですが、お客様のご来店が少なくじっくりと検証する時間が取れたので、以前から気になっていた事を確かめてみました。

吉田苑リファレンスPCオーディオシステム(Roonシステム)の核であるエスプレッシーボPCにはUSB接続の外付けハードディスクが接続されています。

これは、JPLAY FEMTO用データベースなのですが Roon と JPLAY FEMTO の比較試聴が出来るよう接続しております。

先日 Roon を再生しながら、その外付けハードディスクを外したところS/N比が上がったように感じました。
今日はその現象を確認したのですが、やはりUSB ハードディスクを接続すると S/N比が悪化する事が確認出来ました。

こうなると、USB端子に接続されている別の機材も影響するのではないかと気になりだしました。
店頭の環境では、USBハードディクス の他に マウス と キーボードがUSB接続です。早速この2つを取り外したところ、さらにS/N比が上がりました。

マウスとキーボードが無いと不便ですので、現実的ではありませんが
音質最優先で考えると、USBポートには何も接続せずに全てUSBターミネーターで塞いでしまうのがベストでした。

ここまですると、さらに先を聞いてみたくなり HDMI 接続されている モニター も取り外しました。
ここまですると、全てが接続されていたときと比較すると 2割は音質向上しています。
全くお金を掛けずに 2割も音質アップが可能な方法ではありますが・・・現実的ではありませんね。

ですが、この音質は捨てがたいです。
Roon専用PCとして運用するのであれば、PC起動後にRoonを立ち上げてしまえば
それ以降、マウスもキーボードもモニターも必要ありません。

PC起動後に全て取り外す手間は、それ程ではありませんので本気で音楽を聞くときには有効な手段だと思います。
もしくは、Roon起動後全て取り外して電源を落とさずに常時通電するという荒技も有りだと思います。

少し極端な運用法ではありますが、音質向上の有効な方法ですので実現可能な環境の方はぜひ試して見てください。
何よりお金が全くかからないのが良いですね。