台湾発祥の音楽配信業者 KKBOX がRoon に対応しました。
現在は、台湾、香港、シンガポール。マレーシア、日本、の5カ国で正式サービスを行っています。

Qobuz の正式サービス開始を待っていましたが、一向に始まる気配が無いところへ、突然の KKBOX の対応発表で驚きました。
Roon に対応した唯一の日本正式サービス配信業者の登場です。

KKBOX公式サイト→https://www.kkbox.com/about/jp/ja/

料金は、1ヶ月 980円(税込)で、1ヶ月間の無料期間が付いています。

残念ながら AAC での配信のため、非可逆圧縮です。
TIDALやQobuzのような可逆圧縮ではないので、音質では一歩劣りますが、日本正式サービスならではの邦楽の充実に期待して、早速契約してみました。

上画像は Roon で Superfly を検索して表示されたアルバムの一部です。
ジャケット画像左下に表示されるマークが各配信業者に対応しています。
左のアルバムは KKBOX のみ対応で、右のアルバムは Qobuz、TIDAL、KKBOX、に対応(音源がある)という表示です。
さすが日本正式サービスだけあり、Qobuz や TIDAL には無い音源が多数表示されます。

これは、Qobuz サービス開始まで使えるのでは!
と、期待して再生ボタンを押したのですが、再生出来ません・・・

なぜ再生出来ないのか戸惑いつつ、他のアーティストも検索してみます。
Qobuz、TIDAL でほぼ全滅の中島みゆきを検索すると、大量のアルバムが表示され喜びました。
デビューアルバムから一通り揃っているようです。

ところが、再生ボタンを押しても再生出来ません・・・
ここに至り、分かってきました。
恐らく、権利の関係で日本では再生出来ないのだと思います。

表示されなければ、入ってないんだ・・・と諦めも付きますが表示されて、あった!と喜んだ後の再生不能はダメージが大きいです。

これだけ表示されながら、全滅でした。
ぬか喜びでがっかりです。

これ以後も、邦楽アーティストを検索して試してみましたが、4割ほどが再生出来ません。

1ヶ月のお試し期間中に、好みのアーティストがどれくらい再生可能か試していただき継続するかどうかの見極めが必要だと思います。

以上のように、再生可能音源が限られているとはいえ、それでも貴重な日本での正式サービス済みRoon 対応配信業者です。
次は、実際の運用に当たっての音質を検証しました。

Roon 上での Qobuz、TIDAL、KKBOX の比較試聴です。

同一音源での比較試聴です。
一番上が TIDAL 音源、その下がQobuz音源、さらにしたがKKBOX音源となります。

今気がつきましたがTIDAL音源が 44.1KHz 表示ですね。
実際の試聴は以下画像のように 48KHz で行っております。

まずは Qobuz 音源からです。
ご注意いただきたいのは、今回使用する Qobuzu はアメリカで契約している Qobuz である点です。
日本で正式サービス開始後も同様の結果が出るかどうかは未知数ですので、正式サービス開始後に再度アメリカサーバーと日本サーバーの音質差はお知らせいたします。

Roon での再生であれば、現時点で最も高音質な配信業者です。

なめらかで、奥行きの深い、広い空間を再現します。
ナチュラルで、誇張感の無い自然な雰囲気を持ち、余韻をきれいに再現します。

Qobuz での再生を基準として 100点と仮定します。

次に TIDAL です。

Qobuz と比較すると、高さの表現力が落ち、高さ方向の表現が落ちます。
粒立ちがやや悪く、わずかにざらついたイメージとなります。
奥行き方向の表現力が落ち、空間がやや狭くなります。

85点 でしょうか。

最後が KKBOX です。

TIDAL と比較してもさらに、ざらつく感じが増します。
奥行き左右とも表現力が落ち、平面的な再生となります。
音数が減り、余韻の再現も落ちます。

75点 です。

Qobuz が良いため、相対的にグレードが落ちる感じですが、比較しなければ悪くはありません。
Qobuz 開始までのつなぎとしては使えるのでは無いでしょうか。

1ヶ月の無料期間中に Qobuz正式サービス開始 となれば万々歳ですね。

その他店長大後悔日はこちら