データ再生における重要なアクセサリーである光絶縁装置 日本テレガートナー OPT BRIDGE 1000M ですが底部にスイッチが付いており、通信速度を変更することが可能です。
通常は オート に設定されており、最速で通信するようになっています。
理論値で 1000Mbps まで対応しており、特に指定しない限り 1000Mbps で通信を行います。
これを 10Mbps や 100MBps に変更すると、遅いほど音が良くなります。
さすがに 10MBps にすると、192KHz のハイレゾ音源で音飛びが発生しますので、通常は 100MBps に設定して使用することをおすすめしておりました。

先日、日本テレガートナーの開発担当者の方とお話をする機会があり、そのことを伝えると「1000Mbps まで使用出来る機材に制限をかけて 100MBps にするくらいなら最初から 100MBps までしか出せない機材を作れますよ。」とのご提案をいただき、早速試作機を作っていただきました。

完成した試作機を試聴したところ、元から良い音がしていた OPT BRIDGE がさらに良くなりました。
これ以上静かにはならないだろうと感じていたのですが、さらにS/N比が向上しリアリティが上がります。
オーディオ用光絶縁装置の到達点ではないでしょうか。

確かに、1000まで出せるように設計された機材に制限をかけて 100で動作させるよりフルパワーで 100 の機材の方が良いと思います。
設計上でも、1000Mbps 用と 100Mbps 用では回路が大幅にシンプルになるとのことですので音質に有利です。

試作機で大変良い結果が出せましたので、吉田苑専用モデルとして発売する事としました。
販売価格はオリジナルモデルと同価格で、オリジナルモデル(1000Mbpsモデル)も継続販売です。

画像上段が OPT BRIDGE Fast (吉田苑モデル)となります。
見た目はオリジナルと変わりません。

1000Mbps モデルと 吉田苑モデルの両方を展示しておりますので、両モデルの比較試聴も可能です。

下段は、OPT BRIDGE におすすめのDC電源 EDISCREATION LPS です。
OPT BRIDGE はACアダプター動作なのですが、内部は完全に2台に分かれており ACアダプター も2台使用します。
ACアダプター動作でも十分良い音がするのですが、良質な外部電源を接続すると、本領を発揮します。
特にこの LPS は12V 出力が 2系統あり、OPT BRIDGE 用に開発されたのではないかと思うほど相性抜群です。

12Vの出力端子はネジで固定可能なタイプで、パーツの選定を耳で行っていることが伝わってきます。

専用DCケーブルも、見た目ではなく音で作ったことが分かる構造となっており、EDISCREATION の音質に対する拘りが感じられます。

DC電源は人気の Ferrum Audio HYPSOS がありますが、こちらは大変高価ですのでコストパフォーマンスの良いEDISCREATION LPS と組み合わせるのがおすすめです。

というわけで、電源とのセットを組んでみました。

光絶縁装置を導入すると、必ず LANケーブルが1本追加で必要となります。
そのLANケーブルに吉田苑リファレンスの 日本テレガートナー MFP8 IE GOLD 2m を追加して

日本テレガートナー OPT BRIDGE Fast 定価 349,800円(税込)
EDISCREATION LSP 定価 148,500円(税込)
日本テレガートナー MFP8 IE GOLD 2m 定価 83,490円(税込)

定価合計 581,790円(税込) のところを
3点セット価格 498,000円(税込) と頑張りました。

もちろん、OPT BRIDGE Fast 単体でのお買い上げも可能です。

使いこなしのポイントです。
ケーブルは接合部分が不安定だとそれが見事に音に影響します。
OPT BRIDGE はLANケーブルを固定する金具が付属しますので、上記画像のようにしっかりと固定してご使用ください。
固定するだけで、音が良くなります。

吉田苑電源セット
日本テレガートナー OPT BRIDGE Fast 定価 349,800円(税込)
EDISCREATION LSP 定価 148,500円(税込)
日本テレガートナー MFP8 IE GOLD 2m 定価 83,490円(税込)

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