今年最初の更新は JBL のネットワークプレーヤーです。
なんと、あの JBL がネットワークプレーヤーを作りました。
しかも、なかなかリーズナブルです。
さらに、AmazonMusic 対応という魅力的なモデルです。
カタログには Roon Ready 対応と記載してありますが、認証が間に合わなかったようで まだ、非対応です。
薄型、フルサイズ、サイドウッド付きのレトロデザインです。
JBL のロゴがオレンジ色に光ります。
レトロかっこいいです。
100V電源がそのまま挿せるのです!ACアダプターではありません。
この点だけでも素晴らしいです。
JBL ブランドでデザインも良く、電源も100V電源がそのまま挿せる。
これだけで、気分的には音を出す前から合格です。
まず、注意点からいきましょう。
バックパネルにUSBポートが付いていますが、ここへUSB/DACを接続しても認識しません。
これはUSBメモリ等のストレージ専用のようです。
デジタル出力を行う場合は、光か同軸のデジタル接続となります。
早速試聴です。
まず、Roon Ready接続して音を出そうとしたのですが
この機材はまだ認証されていません。
と表示され、音が出せませんでした。
仕方が無いので、次善の策として Air Play を使用して接続しました。
Roon は Air Play にも対応しているので、こういう時に便利です。
そこで、はたと気がつきました。
Roon は Chromecast にも対応しているので、Air Play(アップル)対 Chromecast(グーグル)の比較試聴が出来るではないですか。
このような必要に迫られることがありませんでしたので、今まで考えたこともありませんでしたが良い機会ですので、この両者の比較試聴も同時に行いました。
Roon の設定画面です。
Roon Ready の機材欄に JBL MP350 と表示されていますが 「非認証」 とも表示されています。
この 「非認証」が表示されている機材は、現在 Roon 側でテスト中です、ということですのでテストに無事合格すると正式認証されて、Roon Ready 対応機材に登録されます。
このテストに時間がかかり、最近は1年ほどかかっているように感じます。
JBLとしては発売日には認証しているつもりでカタログを作成したのでしょうが実際には発売しても認証されておらず、カタログとの齟齬が発生しています。
Roon Ready 対応だと思って購入すると、非対応だった!となりますのでご注意ください。
そういうときは、正式認証されるまで Chromecast 接続でお使いください。
Air Play 接続より Chromecast 接続の方が、高音質でした。
情報量が多く、奥行き方向の表現力、解像度、に関して Chromecast の方が優秀でした。
将来のアップデートで、変化するかもしれませんが、現時点ではChromecast の方が音が良いです。
というわけで、Roon のChromecast 接続での視聴となりました。
11万円のネットワークプレーヤーとして、ほぼ頂点ではないでしょうか。
そもそもこの価格帯のネットワークプレーヤーは多くはないのですが、それらの中では最も音が良いです。
デザイン通りのイメージの音がするのが面白く、ややナローレンジで、空間も少し狭くはありますがしっかり表現できており、ハイレゾ音源を再生するときっちりハイレゾらしさを聞かせてくれます。
本領発揮は Roon Ready 正式対応後となるでしょうが、Chromecast 接続でもそれなりに楽しめます。
MP350操作用の専用アプリの出来は、お世辞にも良いとは言えません。
とりあえず作った感じですね。
特に検索方法がひどく、非実用的です。
検索するボタンをタップする
検索アイテムをタップする
検索アイテムを入力する
設定ボタンをタップする
検索ボタンをタップする
通常の検索システムより 2工程多いうえに、タップする場所がわかりにくくどこを押せば良いか、画面を探し回ることになります。
このアプリは、現時点での Amazon Music 再生用アプリとして最低ランクです。
Amazon Music 再生時の音質は良いだけに残念です。
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