皆様、ゴールデンウィークは楽しまれておりますでしょうか。
吉田苑は定休日の 4月30日(火) のみお休みをいただき、残りは通常営業を行っております。
10連休でお忙しいとは思いますが、ぜひ吉田苑にも遊びに来てください。

ゴールデンウィーク特別展示という訳ではございませんが、期間中DYNAUDIOの新製品 Evoke 50 が試聴可能です。
このモデルはEvokeシリーズの一番大きなモデルで、DYNAUDIO得意の3ウェイ構成となっております。
Evoke 10 や 30 の小さなモデルは連休後半に届く予定ですので、届きましたらここでご報告させていただきます。

今回のEvokeで採用された新型ツィーターです。
基本的に今までのDYNAUDIOツィーターは、大きな設計変更されること無く30年以上ほぼ同じ構成でした。
それがついに大幅な設計変更が行われ、新しく生まれ変わりました。
30年以上変更されないほど完成度の高いツィーターでしたから、個人的にこの新型ツィーターには期待とそれ以上の不安がありました。
新しい物が必ず良い 。
とは決して言えないのがオーディオの難しいところで、新型になり改悪されているモデルも普通にありますので、この新型ツィーターも実際に試聴するまでは安心できませんでした。

初めて音を出したときの第一印象は 「良かった。」 という安堵でした。
実は、あまり期待していなかったのです。
正直、もっと酷い音が出ると予想していたため、良い意味で予想が外れて安心したというのが本音です。

EXCITE シリーズの後継機としてのクオリティは出せているようです。
全体的な雰囲気は SPESIAL 40 の流れを汲む、少し余裕を持たせた低域と張りのある中域、そして穏やかな高域と、きちんと、メーカーとしての方向を統一してきた点が好印象です。
これからのDYANUDIOはこの方向性で行くようです。

大型スピーカーのため、低域の量感はたっぷりでフルオーケストラの再生に向いています。

小型の Evoke 10 が届きましたら、この下でご紹介させていただきます。