突然ですが、私は宇宙も大好きです。
はやぶさ2の活躍に日々心を踊らせていたところへ、突然大ニュースが飛び込んできました。
ついに、あのブラックホールの撮影に成功したというのです!

初めてこのニュースに接したのは、自宅にいる時でした。
興奮して家族に
「凄いね!ついに画像が撮れたよ!!」
と、報告したのですがピンと来ないようで「ふ~ん、すごいのそれ?」
と聞き返される始末です。
ひょっとしたら、この偉業は興味の無い人には上手く伝わっていないのではないかと思いますので、どう凄いのか軽く説明させていただきます。

通常、星の画像はただの点です。
星はあきれるほど遠くにあるので、通常の方法では解像度が足りずにただの点になってしまいます。
そのため、今回は世界中にある8カ所の電波望遠鏡を結合して擬似的に地球サイズの望遠鏡として機能させたのです。
そして撮影されたのが上の画像です。
ただのぼやけた画像にしか見えないかも知れませんが、この天体は地球から5500万光年もの彼方にあります。
光の速度で地球から5500万年かかる距離にある太陽系ほどのサイズの物をこれだけの高解像度で撮影出来たのです。
スケールが大きすぎてピンとこないと思いますので身近な物で例えると、月面に置かれた野球のボールを地上から撮影したと言えば、その凄さがお分かりいただけると思います。

ちなみにこのブラックホールの質量は太陽の65億倍だそうです。
キログラムで表記すると
約 12922000000000000000000000000000000000000 ㎏
凄すぎて頭がクラクラしますね。

科学技術の発展はこれだけの事が出来るようになったと感動しました。
まさにハイテク最先端の成果です。

これだけの偉業を見せられたのですから吉田苑も頑張ります。
ローテク最先端たるメイドインジャパン真空管を使用したアンプ
TAKATSUKI TA-S01 の試聴会を行います。


ブラックホールのような淡いオレンジの光に心を吸い込まれそうです。
どちらもロマンの塊ですね。

特にイベントとして何かを行うわけではございません。
4月13日(土)~4月21日(日)までの期間中は常設展示しておりますので、お気軽に遊びに来てください。

普段の吉田苑の音とは違う、暖かく滑らかな、これぞ真空管というイメージ通りの音が出ますので、たまにはこういうのも楽しいですね。