しばらくコロナ疲れで更新をサボっておりました。申し訳ございません。
ネタはたくさんあるので、これからハイペースで更新して行こうと思います。
復帰第一弾は怪しいアクセサリーです。
オーディオのこの手のアクセサリーは、それこそ 「信じる者は救われる。」 クラスの本当に怪しい物から、理論に裏打ちされた、分かりやすい物まで玉石混交の状態です。
今回ご紹介する「仮想アース」は人気カテゴリーで、様々なメーカーより理論に裏付けられたきちんとしたモデルが多数販売されています。
その中から今回は光城精工さんの新製品 Crystal E をご紹介します。
光城精工 Crystal Eの購入はこちらから(吉田苑公式ECサイト)
Crystal E はかなりコンパクトで、今回は対比物として Nmode X-PM3 と並べてみました。
これだけコンパクトですと、ラックの裏側等の隙間に押し込めますので使いやすいですね。
メーカーさんのキャッチコピーが冴えています。
「遠くのアースより近くのアース」
私など、この言葉だけで
「うんうん、そうだよね。」と言いくるめられてしまいそうです。
もちろん、きちんとした理論に沿った製品でその理屈がまた楽しいです。
以下、メーカーさんホームページより抜粋です。
周知の事実、大地(地面)はその多くが砂、石、粘土質、土です。とても導体とは言えませんが、中学の授業で合成抵抗について学んだ経験をお持ちではないでしょうか。
地面は前述のように抵抗体ですが、抵抗は並列接続することでどんどん小さくなります。
つまり地球は抵抗体の集まりで、全て並列になっていると考えられます。
地球規模?で見た場合、その抵抗は0オームと言えるわけです。
逆を言えば、抵抗0オームのものが身近にあって、それにオーディオ機材を接続することができれば、大地に接続したのも同然なわけです。
分かったような、分からないような理屈ですがなんとなく説得されてしまいそうになりますね。
Crystal E は、その内部抵抗0オームに近付けるために様々な工夫がされた機材です。
Nmode X-PM3 に接続して試聴してみました。
接続方法はCrystal E付属のケーブルで、機材のRCAの開き端子に接続するだけです。
このタイプの楽しい機材は、自分で付け外しをするとプラシーボ効果により、変化が無くても音が良くなったように錯覚する危険があるため、試聴の際に自分で付け外しをせずに別のスタッフに付け外しをしてもらいました。機材の裏でRCAケーブルを付け外しするだけですので、正面からでは今聞いている音がCrystal Eを接続しているのかどうか分かりません。
ですが、一発でCrystal Eの有る無しが分かりました。接続すると、すっと空間の透明度が上がります。
シンバルの余韻が空間に消えていく様が、リアルに目の前に浮かびます。
この余韻のような細かな情報はノイズに埋もれて聞こえない場合が多いのですが、Crystal E を接続すると、きれいに再現出来るようになります。
この効果でこの価格はお買い得だと思います。
よく売れているようで、なかなか入荷しませんが今月末に3台入荷しそうです。
以下リンク先よりご注文ください。入荷次第お届けさせていただきます。