KEF LS50ワイヤレス や DYNAUDIO Xeo2 等のワイヤレススピーカーにより、今更ながら Bluetooth再生の利便性に目覚めてしまいました。
Wi-Fi接続の場合は面倒な設定が必要で、敷居が高くそれほどの優位性を感じませんでしたがBluetooth再生の場合は、最初にボタン一つで接続を確立出来てしまうため全く負担になりません。

こうなると、自分のシステムをそのまま流用してBluetooth再生に対応させたくなり色々調べてみました。
オーディオ用途ですので、アナログ出力のタイプでは無くデジタル出力、それも光出力では無く同軸出力のモデルが理想です。
こんなマニアックなモデルは無いだろうと思っていたのですが、YAMAHAさんが販売していました!


65mm四方ほどの小さな箱です。
上面のボタンを押してからスマホ等と接続を確立させるだけの簡単操作です。


貴重な同軸デジタル出力を持つモデルです。

早速試してみましたが、一点注意点がございます。
電源はUSBポートから給電する設計のため、ACアダプター等の電源が付属しません。
オーディオ機材の中にUSBポートが付いた機器をお持ちの場合は、そこから給電すれば良いですが、無い場合は、別途5VのACアダプターが必要です。外形5.5mm内径2.1mmセンタープラスのACアダプターをご用意ください。

店頭のリファレンスシステムに組み込んで試聴してみましたが、BGM用途としては全く不満を感じません。
手元で楽曲の選択からボリューム調整まで可能ですので、ストレス無く音楽を楽しむ事が可能です。

最大のメリットはDACさえお持ちならば、この機材を一つ導入するだけで今お持ちの機材で簡単にBluetooth再生可能になる点です。

ストイックに音質を追求するのも良いですが、たまには気軽に音楽を楽しむのもよいと思います。