2024/09/14 DENON / marantz 続々 Roon Ready 対応中

先日 DENON DNP-2000NE が Roon Ready に対応しましたとお知らせしましたが現在、 DENON / marantz 製品が続々と Roon Ready に対応しております。



吉田苑に展示している機材達にも対応モデルが出てきており、随時ファームウェアアップデートを行い対応させております。

上記画像のモデルは
中央上 marantz M1 / 中央下 DENON HOME AMP / 左右 DENON Home 150NV
となり、全て今回新たに Roon Ready 対応となりました。

DENON Home 150NV はご紹介しておりませんでした。
ネットワーク機能内蔵パワードスピーカーという、スピーカーだけで完結するアンプと、ネットワークプレーヤーを内蔵したスピーカーで、ペア 55,500円ほどというサブシステム用システムです。
今までは、おすすめできる音質では無かったのでご紹介しておりませんでしたが今回 Roon Ready対応となり、ご紹介できるようになりました。

全部入って 55,500円ほどですので、多くは求めないでください。
ですが、その割り切った心で聞くと、なかなかの物です。
上手にセッティングしてあげると、発音源が小さいメリットから、大きな空間を再現出来ます。
定位は曖昧な点がありますが、価格を考えると十分以上の音だと思います。

marantz M1 と DENON HOME AMP をRoon Ready接続で試聴してみましたが良い感じです。
Roon Ready ならではの、透明感が高く、なめらかでエネルギッシュな再生で、高価な Roon を導入する価値を十分に感じられる、グレードアップとなります。

今回の試聴は、無線親機からWi-Fi で飛ばして、機材で直接受信しておりますので、特別な機材は全く使用しておりません。
実使用状況に合わせた視聴となっております。

DENON / marantz 製品が Roon Ready 対応となりましたので、Roon の導入がかなり身近になりました。
お手元の PC へ Roon をインストールするだけで、Roon の高音質再生を楽しめるようになります。

最低限、必要な機材はPC( Windows でも mac でも可)だけです。

お手持ちのPCへRoonをインストールし、操作や設定作業もそのPCで行います。
全て日本語で操作できますので、以下リンク先をご参考の上ぜひお試しください。

https://yoshidaen.com/pcnyuumon/pcnyuumon04.html

もう一つ必要な物がございます。
Roon は再生ソフトですので、音源が必要です。

その音源は KKBOX をお試しください。
こちらも全て日本語で契約可能です。

KKBOX



試聴風景です。
marantz M1 にスピーカー DYNAUDIO Confidennce5 を接続するという、かなりチャレンジャーな接続です。

DYNAUDIO Confidennce5 は、私も自宅で愛用しているスピーカーで、発売後30年近く経過しております。
DYANUDIO 初期の傑作で、今聞いても良い音がします。
そして、DYNAUDIO は鳴らしにくいとういう伝説を作ったスピーカーでもあります。
密閉型で インピーダンス 4Ω 能率 83dB という、当時としてはあり得ない低インピーダンス、低能率スピーカーで生半可なアンプでは全く駆動できませんでした。
当時は、ゴールドムンドかFM じゃなきゃ鳴らせないとまで言われた、難物でもあります。

その手強いスピーカー筆頭の Confidennce5 を、現在の技術でどこまで鳴らせるか、興味があり、あえてこのアンバランスな構成としてみました。

驚きました。
あのかたくなに動作する事を拒む、ウーハーがきっちり動作しています。
当時 「FM411 では鳴らないから FM711 を持ってきなさい。」
とまで言われたスピーカーが、定価 154,000円(税込)の ネットワークアンプで駆動できています。
もちろん、FMで鳴らしたときのような魅力的な響きは望めませんが、少なくともウーハーをきちんと動かすことが出来ています。

皆様、オーディオはきちんと進化ししておりますよ。

なお、このスピーカー Confidennce5 は中古で販売中です。
興味がある方はお問い合わせください。
まだ、木が豊富にあった時代に生産された、今では入手困難な美しいローズウッド突き板仕上げとただでさえ珍しい Confidennce5 の中でも希少色です。
色も含めて、私とおそろいです。おすすめですよ。