2025/01/26 DELA C1 定価 88,000円(税込)

ほぼ1年前に発売されていたにも関わらず、試聴せずに放置していたケーブルです。
私の勉強不足で、普通の光ケーブルだと思い込んでいたため、特に試聴の必要性を感じておりませんでした。
申し訳ございません。

去年の11月に行った、東京試聴会の際に C1 試聴の機会があり、その音質に驚きました。
福岡に戻り、早速展示機を発注したのですが届いたのは昨日で、ようやくじっくりと試聴することが出来たのでご紹介です。

長さは 2m のみの展開です。
略称 DAC という大変紛らわしい製品です。
正確には Direct Attache Cable という名称で、頭文字を取り DAC と呼ばれています。

まずは製品の説明が必要ですね。
このケーブルは SFPポート間を接続する専用ケーブルとなります。
EDISCREATION Silent Switch 2 等のSFPポートを備えたハブと LUMIN 等のSFPポートを備えたネットワークプレーヤー間の接続に使用します。

通常のSFP光接続の場合、電気信号をSFPモジュール内部で光へ変換し、受信側で再度電気信号へ変換します。
対して、この C1 は電気信号を変換せずに、そのまま電送します。
つまり、信号変換が2回少なくなるのです。
その差は歴然ですが、注意点としてノイズ除去能力は持ちませんので、別途光絶縁装置が必要です。

コネクターはSFPモジュール形状となっており、そのままSFPポートへ差し込めるようになっています。

上記画像のように、各SFPポート間を接続します。
今までは、SFP光モジュールを使用して接続しておりました。
SFP光モジュール接続でもRJ45(通常のLANケーブル)接続より高音質だったため、SFP光接続をおすすめしておりましたがこの C1 ケーブルで接続すると、さらに高音質となります。

SFP光接続と比較して、大きくリアリティが向上します。
SFP接続可能なシステムをお持ちの方は、断然こちらがおすすめです。

ご注意いただきたいのは、光絶縁装置は必須という点です。
光絶縁システムをルーターと、ハブの間へ接続していただき、ノイズを除去した後でないと、このケーブルの良さは発揮できません。
ですので、設置位置は必然的にハブとネットワークプレーヤーの間となります。

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DELA C1