あまりに高額なため散々迷いましたが、私の中では最高峰のDACですので思い切って展示導入しました。
私の基本的な考え方として、現実的な価格の機材で良い音を!というのがございますので、その感覚からすると少し予算オーバーではあります。
ですが、それでもこのDACの魅力には抗えませんでした。
それほど、魅了される音がするのです。
TEAC の新製品 UD-701N の隣でエージング中です。
この UD-701N も良い出来で、記事の下書きまでしているのですが、納期未定のため記事の公開ができません。
世界的なIC不足は日に日に悪影響の度合いが進行し、オーディオ機器生産にも多大な影響を及ぼしています。
吉田苑おすすめ機器の中からもパーツ不足のため生産完了となってしまう機器が出始めており、後継機の目処も立たないという
悲惨な状況に陥りつつあります。
特に痛いのが Nmode さんのDAC X-DP7 と X-DU3 の生産完了です。
まだ継続予定だったそうですが、基幹パーツの入手目処が立たずやむなく生産完了へと追い込まれてしまったようです。
ですので、後継機発売の目処が立っておりません。
そのため、10万円クラスから30万円クラスのDAC(吉田苑としては最もおすすめしている価格帯です)がTEACさんしか無くなってしまいました。
話が逸れてしまいました。
この Tambaqui DAC は高S/N比が魅力のDACです。
その静けさの中に密度感のある楽器がピンポイントに定位する、空間表現力の高さが特に優秀なのですが、その魅力を引き出す条件として、ネットワーク環境の整備(S/N比の改善)が必要です。
実は先日 Tambaqui DAC 貸出試聴のご依頼があり、デモ機をお送りしたのです。
私は気に入っていただけるだろうと、かなりの自信を持って送り出したのですが、残念ながら気に入っていただけませんでした。
次に別の方へお送りしたのですが、やはり気に入っていただけませんでした。
お二人に立て続けにダメだしされるとは思っていなかったので、凄く不思議に思っていたのです。
その後、Tambaqui DAC 貸し出し中の方より Ediscreation FIBER BOX2 (光絶縁装置)との同時視聴がしたいというご依頼がありお送りしました。
その方は既に日本テレガードナー のハブをお使いですので、ネットワーク環境としては、オーディオグレードハブに光絶縁を組み合わせるという吉田苑店頭と同一条件となります。
その環境で視聴して始めてTambaqui DAC は本領を発揮出来たようで、そのお客様よりFIBER BOX2 が必須ではあるが、組み合わせると最高との評価をいただきました。
吉田苑で試聴する際は、ネットワーク環境が整った状態で試聴するため気が付きませんでしたが、ネットワーク機器試聴の際は、その環境整備が大変重要である事を改めて気付かされた出来事でした。
ですので、Tambaqui DAC の貸出試聴をご依頼いただく場合は、オーディオグレードハブの有無と光絶縁装置の有無を同時にご連絡ください。ハブ、光絶縁、DAC の三点セットでお送りさせていただきます。
速報です。
Ediscreation のPC HAYDN を3月中旬に発売予定です。
Haydn Music Server – Ediscreation
予価 682,000円(税込)と高価です・・・
現在店頭にてデモ中ですが、現実的な価格のRoon コア(PC/サーバー含めて) としては最高峰だと思います。
高価なためそれ程数が売れないと思われますし、一般流通にのせるとサポートが出来ないとのことで、吉田苑のみでの限定販売となります。
まず、5台のみの輸入となります(既に3台商談中です)のでご興味がある方はお早めにお問い合わせください。