ROTEL
ステレオ・コントロールアンプ
RC-1580MK2

定価 259,200(税込)
販売価格 202,000円(税込)

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ROTEL
ステレオ・パワーアンプ
RB-1582MK2

定価 259,200円(税込)
販売価格 202,000円(税込

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ROTEL
モノブロック・パワーアンプ
RB-1581

定価 313,200円(税込)
販売価格 244,000円(税込

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ROTEL
コンパクトディスクプレーヤー
RCD-1570

定価 172,800円(税込)
販売価格 129,600円(税込)

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スペシャルバージョンSシリーズの販売も始めました。
現行モデルを日本ローテル独自にカスタマイズしたスペシャルバージョンを販売致します。
販売価格、納期につきましては、別途メールにてお問い合わせください。

スペシャルバージョンSシリーズ対象モデル

・CDプレーヤー RCD-1570S 定価 200,000円(税別)
・インテグレーテッドアンプ RA-1520S 定価 180,000円(税別)
・インテグレーテッドアンプ RA-1570S 定価 300,000円(税別)
・ステレオ・コントロールアンプ RC-1580MK2S 定価 280,000円(税別)
・ステレオ・パワーアンプ RB-1582MK2S 定価 300,000円(税別)

 

2013.1.26

ローテルのお勧め商品です。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
大変古いメーカーで、当時から高級機と言うよりも、普及機のイメージが強いメーカーです。
私が聞いてたのが30年以上前の話ですし、現在どのような商品を出しているのか、
音はどうなっているのか興味のあったメーカーです。

(RC-1580とRB-1582)

特に良いのがセパレートで、RC-1580とRB-1582の組み合わせが意外な程良かったのですが、
ローテルのホームページを見ても中身の情報が殆ど無いので、メーカーさんの許可を得て、
興味津々でプリアンプのRC-1580の中を覗いてみました。
覗いて見ると一枚基盤の上にすべての回路が組まれています。
ラインアンプ、フォノイコライザーともに基本ディスクリートで組まれ、出力段もTO-126タイプのトランジスタを使用してあり、
電流もしっかり流せてる様で、オーソドックスな配置ですが、しっかりした回路が組まれてる様です。
各ステージの電源周りもパナソニックの低ESRのコンデンサーと、整流部の処理を見ると電源のインピーダンスも低く抑え、
トランスもしっかりしたトロイダルを積むなど、気を配った作りになっています。
機能的にもリモコンが使えますし、フォノイコラーザーもMM/MC対応で、ヘッドホンの出力もありますので、
扱い勝手の良いプリアンプに仕上がっています。

 

(RC-1580内部画像)

次にパワーアンプのRB-1582は、こちらもオーソドックスな作りで、かなり大きなトロイダルトランス(1KVA位)と
15,000μFのコンデンサーが4本と大型の電源部を装備しています。
パワートランジスタはチャンネルあたり5パラで、左右で20個使用と大出力アンプになっています。
片チャンネルあたり200Wの出力があります。

 

さて肝心の音質ですが、プリ、パワーセットで聴くと、普通に良い音が出ています。
上下のレンジもしっかりありますし、高出力、大型パワーアンプにありがちなもっさりした感じもありません。
パワートランジスタもチャンネルあたり5パラと、通常トランジスタを多用しているとにじみもありますが、
そういったにじみも感じませんので、かなり練られた感じがします。
このクラスのアンプの中でも、メジャーメーカー品と比較してもS/Nは大変良好です。
小音量時のS/Nも良好なので、小型の2ウェイに合わせても大味にならず、
小型から大型までかなり安心して使える、対応幅の広いアンプに仕上がっています。
帯域的にはフラット、音数もしっかり出ています。
中低域、低域と締まって低域方向の解像度もしっかり取れていますし、適度に弾みます。
当社の主力メーカーと比較して、スピード感はやや劣るものの、聴き劣りするレベルではありませんし、
オーディオメーカー国内メジャーの商品と比べても、ハイスピードで空間も広く、
非常にリニアに伸びてるアンプといえます。
何より大出力型の割には、小音量でも比較的細かい音が出ますし、鳴らしにくいスピーカーでも
ゆっくり鳴らせる駆動力には魅力があります。

 

(RB-1582内部画像。4本の大きなコンデンサーの中心に大型のバスバーが配置されているのが印象的。)

 

生産国は中国ですが、設計、ヒヤリングは国内の様です?
使用部品は国産含め、価格以上の物が使われていますし、
しっかりヒヤリングされて作られているのがよく分かる商品に仕上がっています。
見た目は価格なりの仕上げに見えますが、フロントパネルサイドのアルミ無垢の支柱は贅沢な感じで、装備、
内容を考えると非常にコストパフォーマンスの高いセパレートで、これはお勧めできると思います。

 

それから、CDプレーヤー RCD-1520もセパレート同様、良い結果です。
CDのローディングメカがスロットインと、このクラスのCDプレーヤーとしては惜しいところですが、
セパレートアンプに通じる作りと、良質な音質のCDプレーヤーです。
スロットイン式のメカに抵抗が無い方にはお勧めです。
価格を考えると非常に良い商品と言えますし、現在、当社主力だった、CDプレーヤー、
SOULNOTEのsc1.0やNmodeのX-CD1が生産完了でありませんので、
CDプレーヤーをお探しの方にはお勧めのCDプレーヤーです。

 

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