2025/03/22 ACOUSTIC REVIVE LAN-QUADRANT-TripleC 価格未定

3/27 追記

申し訳ございません。
まだ発売になっていませんでした。
間もなく、発売だそうです。発売までしばらくお待ちください。

弊社のオリジナルLANケーブルである Y-LAN は入門クラス用として開発しました。
上位モデルの製作も検討したのですが、ほぼ同じアイデアの製品が発売されており、製造の困難さから考えると高価ではありますが、それだけの価値があると感じましたので、ご紹介です。

LANケーブルは8本の導体を使用します。
正確には 1000BASE-T(1Gbps)の場合にのみ8本使用し、100Mbps(10Mbps)の場合は4本でも大丈夫ではありますが実使用環境を考えると、LANケーブルは8本の導体が必要とお考えいただいて問題無いと思います。

オーディオグレードLANケーブルの場合、そのほとんどが1本のケーブルに見える内部に8本の導体を通しております。
1本の中に、8本も信号線が入っているのですから、各々のケーブル間で干渉が起こる可能性がございます。
その対策として、各メーカーさんはセパレーターを工夫したり、絶縁材を工夫したりして、音質向上を目指しています。

ですが、一本の中にたくさん入れるから無理が出るわけですから、それを分けてしまえば良いと考える人も出てきます。
弊社でも、USBケーブルで同様の考えで製作している UBX-W シリーズのケーブルがございます。

弊社のオリジナルUSBケーブル UBX-Wシリーズです。

USBケーブルの必要導体は4本ですので、2本ずつに分けて2本のケーブルで電送しています。

LANケーブルも同様の方法を使えば音が良くなるだろうと考えて、試作品までは製作しました。
良い音がしたのです。
ですが、製造が困難でとても量産できる物ではありませんでした。

USBケーブルの 4本線でも大変ですのに、LANケーブルの場合 8本線ですので量産は困難と考え製品化は断念しました。

ところが、その2本ずつ、計4本ケーブルの LANケーブルを製品化する技術力の高いメーカーさんがありました。
それが、今回ご紹介する ACOUSTIC REVIVE さんです。

自分で一度作っていますので、この製作難易度がどれだけ高いか分かります。
他社さんで、同様の構造での製作は困難だと思います。

音質ですが、高価なだけのことはあります。
この構造ですと、各導体間の干渉を限りなくしい小さく抑えることが可能となり、それが音としてしっかり反映されます。
混濁間のない、分離の良い、広い空間が表現出来ます。
弊社リファレンスケーブルである 日本テレガートナー MFP8 IE GOLD と比較しても、明確にワンランク上の再現性を持ちます。
線材、構造までじっくりと作り込まれた優秀なLANケーブルですので、ご予算に余裕がある場合はおすすめです。