昔懐かしいシステムコンポです。
随分と久しぶりにこのようなシステムを触りました。
音質にダメージがある等野暮なことは考えずに、積み重ねて使いたくなるシステムです。
当時であれば、FMチューナーが入るべきところへネットワークプレーヤーが入っている事に、時代の変化を感じます。
レコードプレーヤだけサイズが大きいため、そのままでは乗せることが出来ませんので、丁度良いサイズのオーディオボード TiGLON DRS-40 を挟み込んでいます。
このボードは薄いわりには強度があるため、今回のケースのような比較的軽量な機材の足場としても使用可能です。
ボードの音質レポートは後日の予定です。
いかがですか、オーディオ心をくすぐる積み重ねずにはいられないシステムです。
ネットワークプレーヤー単体のレビューは先日行いましたので、今回は残りの機材達のレビューです。
レコードプレーヤー TT350 定価 143,000円(税込)
世の中には高額なレコードプレーヤーが多数ありますが、この価格でもアナログの雰囲気を楽しむことは十分可能です。
と言うより、高額なモデルは限られた方達の機材となりますので、このクラスが一般的ではないでしょうか。
このクラスには強敵の オーディオテクニカ AT-LP7 がありますので、純粋な音質勝負では分が悪いです。
ですが、JBL ブランドと、このデザインを含めて考えると有りではないでしょうか。
普段は、音質とデザインの2択の場合、迷わず音質をとってきましたが、今回ばかりはデザイン優先となりました。
ユニバーサルアームで、カートリッジ交換も簡単で、電源はACアダプターでは無く、100Vが直接挿せます。
付属カートリッジでも十分楽しめますが、試しにカートリッジを交換すると敏感にその変化に反応する懐の深さもございます。
プリメインアンプ SA550 定価 253,000円(税込)
現代アンプらしく、DAC内蔵でBluetoothにも対応しています。
入出力端子名に見覚えの無い単語が並んでいますが、普通のライン入力として使用可能です。
アンプ単体として見た場合は、価格なりの普通の音です。
ただ、現代アンプらしいストレートな音作りのため、デザインに見合った重厚で分厚い音を期待すると拍子抜けするかもしれません。
フォノ入力はMMのみ対応ですので、MC対応ご希望の場合は上位モデル SA750 定価 418,000円(税込)をご検討ください。
CDプレーヤー CD350 定価 99,000円(税込)
この価格帯には強敵 DENON DCD-900NE がありますので、レコードプレーヤー同様音質では負けます。
ですが、価格なりのきちんとした音が出ます。
音質の評価では価格なりとなりますが、その価格に見合う音質に到達できない機材が多数ある中での価格なりとは、私の中では高評価なのです。わかりにくくて申し訳ございません。
普段は、価格以上の音質の機材を求めているために、価格なりの音質という、一見低評価に見える表現となってしまいます。
さらにこの機材には素敵なデザインがあり、積み重ねたくなる仲間達がいます。
ぜひ、セットで揃えて積み重ねてお楽しみください。
組み合わせるスピーカーはもちろん JBL がおすすめです。
特に JBL 4309 は現行JBLスピーカー群中、最も古い時代のJBLサウンドに近くさらにサイズも組み合わせるのにぴったりでおすすめです。
吉田苑オンラインショップ
TT350(レコードプレイヤー)→https://www.yoshidaen.jp/shopdetail/000000005513
SA550(プリメインアンプ)→https://www.yoshidaen.jp/shopdetail/000000005510
CD350(CDプレイヤー)→https://www.yoshidaen.jp/shopdetail/000000005511
4309(ブックシェルフ型スピーカー)→https://www.yoshidaen.jp/shopdetail/000000004693