2025/04/12 Silent Angel Z1C 250GB 販売価格 268,890円(税込)
去年の 8月に発売になっていたにもかかわらず、ずっと品薄で展示機導入出来なかったRoonサーバー
Silent Angel Z1C がようやく展示導入出来ました。
発売から半年以上、品薄が続いた人気モデルです。
上段が今回ご紹介する Z1C です。
下段は、前モデルのZ1 です。
前モデルZ1は筐体デザインが凝っていて、高級感があったのですが新型Z1Cはのっぺらぼうになってしまいました・・・・
持った感じの重さはほぼ同じですので、筐体強度に変化はないと思いますが、見た目が少し残念ですね。
前モデルと、機能上での違いは外部クロック入力端子が付いたことです。
10MHz のマスタークロックが接続出来るようになりました。
一時期 Silent Angel さんは 25MHz という珍しい周波数の入力端子が付いたモデルを発売しておりましたがあまりに一般的で無いため不評でした。
その反省に立って、今回は標準的な 10MHz です。
ハブやメディアコンバーター等、ネットワーク系の機材は25MHz を基準としており(イーサネットの動作基準クロックは10Mbpsでは2.5MHz/100Mbpsでは25MHzが使用されます)ハブを分解すると25MHz のクロックが入っています。
ですので、ネットワーク機器のマスタークロックは 25MHz が最適です。
というのが Silent Angel さんの主張です。
確かにその通りだと思うのですが、オーディオの世界では10MHz がマスタークロックとして定着しており残念ながら 25MHz マスタークロックは全く売れませんでした。
その失敗に懲りたのか、今回は 10MHz という標準的な外部クロック入力端子が付いています。
それでは、試聴です。
皆様がもっとも気になるであろう、前モデル Z1 との比較試聴を行いました。
Z1 と比較して、わずかにS/N比が上がり、左右の空間表現力も少し上がっています。
ただ、Z1とZ1C 2台を並べて比較試聴して分かるレベルの変化ですので、Z1オーナー様が買い直すほどの事は無いと思います。
次に、Nmodeさんのマスタークロック(X-CL3)を接続しました。
内蔵クロックと比較して、ややS/N比が向上します。
一昔前は、CDプレーヤーやDAコンバーターへ外部クロックを接続すると、大きな音質向上が可能でしたが最近の機材は、内蔵クロックの質が向上しているため、昔のような大幅な音質アップは起こらなくなってきました。
この Z1C も同様で、既に 10MHz マスタークロックをお持ちであるならば、積極的に活用すべきですがZ1Cのために数十万円するマスタークロックを購入することは、コストパフォーマンスの面からおすすめできません。
Roonコアとして、この価格では最高峰の1台です。
この上となると 50万円近い投資が必要となるため、現実的な価格の最高峰Roon コアだと思います。
Roonをメインソースとして使用する場合は、必須に近い機材です。
少し高価ですが、頑張って導入を目指してください。
おまけです。
ここの1/9 の記事でご紹介した「ダンスオブヴァンパイア」博多座公演のチケットが間もなく発売となります。
一般発売ではまず入手できないので、今回の先行予約で入手する事をおすすめします。
チケットぴあで4月14日(月)から受付開始です。
私は幸いにして先行の先行予約で、1枚入手できましたので、後1公演分狙って申し込みます。
4枚申し込んで当選1枚でしたので、複数公演への申込みをおすすめします。
一点狙いでは、厳しいと思います。
吉田苑オンラインショップ → Silent angel Z1C 250B