DENONさんの入門クラスプリメインアンプ PMA-390RE と CDプレーヤー DCD-755RE が完了となります。
後継機は 600NE シリーズとなり、初代 PMA-390 から28年間継承されてきた 390 と 755(こちらは19年間)という型番が無くなってしまいます。
このシリーズは大好きで入門クラスとしておすすめしていただけに、少し寂しいですね。
最終生産分がある程度の数入荷いたしましたので、入門クラスをご検討中の方やサブシステムをお探しの方にはおすすめできる良いシステムです。
販売価格はセットで43,000円(税込)ほどですので、定価の半額以下で購入できます。
音質は良い意味でDENONさんらしくなく、素直な帯域バランスを持ち安心して音楽に浸れます。
駆動力も有り、少し格上の50万円クラスのスピーカーくらいでしたら過不足無く駆動出来ます。
仮にご予算が30万円のシステムをご検討中の場合、25万円のスピーカーとこのセットを組み合わせるというスピーカー一点豪華主義も十分に考慮範囲に入る能力を秘めています。
逆に 10万円のアンプとスピーカーとCDプレーヤーを揃えるくらいでしたら、上記セットの方が音が良いかも知れません。
スピーカーはほとんど進化しておりませんので、昔ながらの物量投入が必要で良い物は高価です。
ですが、エレクトロニクス製品の進歩は凄まじく、入門クラスでも価格が信じられない高いパフォーマンスを秘めたモデルがございます。
このPMA-390RE と DCD-755RE セットはそのハイコストパフォーマンス代表といっても良いと思います。
オーディオマニアとして見ると入門クラスとして軽視されてしまうモデルですが、基本に忠実なオーソドックスな設計と音作りは信頼出来る標準機としての性能を十分満たしており、一般的な音楽マニアであればご不満無く音楽に浸れる能力を持っていると思います。
名機の系譜 390 と 755 の型番を持つ、最後のモデルです。
入門用、サブシステム用としてぜひご検討ください。