OPPOより新型DACが発売になりました。
最新の高級DACチップES9038PROを使用し、電源部もアナログ用にトライダルコア使用のトランスを使用。
さらにそのアナログ回路は完全バランス設計と俄には価格が信じられない意欲的な内容です。
いくら内容が良くても音が良くないと意味が無いのですが、このモデルは価格に見合った満足感を得ることの出来る完成度の高いモデルです。
まずは、CDトランスポートから同軸デジタルで接続してCDの試聴をしてみました。
上位モデルHA-1と同じくプリ機能もありますが、プリ機能は使用せずに単純なDACとして試聴しております。
素直な音が「サラッ」と出てきます。
HA-1のような個性が薄く、特に強調された帯域の無い良い意味で普通の音が出ます。
次にPCからUSB接続でハイレゾ音源を試聴しました。
レンジが広く音数もこの価格帯のDACとしては十分に取れています。
透明度や解像度に少し不満はありますが、価格を考慮すると頑張っていると思います。
10万円のDACとして十分に満足できるモデルだと思います。
見事に価格に見合った音質のDACに仕上げてくるあたりにOPPOの高い技術力を感じます。