marantzの最高級プリメインアンプPM-10を試聴しました。


試聴しての第一印象は「marantzの音も変わったな~」でした。

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今までのmarantzのイメージは「高域に色気を乗せた煌びやかな音色」でしたが、このアンプはその「煌びやかさ」がかなりおさえてあり、控えめな色付けになっており、生粋のmarantzファンの方は物足りなく感じるかもしれませんが、普通に良い音です。

先日聞いたPMCも個性は薄くなっていましたし、さらに前に聞いたDENON PMA-SX11 も同様でした。
最近発売された新製品は同じ方向へ向かっているように感じます。
「ハイレゾ対応」を念頭に置き、ワイドレンジ化を図り、高S/N比を追求していくと似た傾向になるのでしょうか。

各メーカーの個性が薄れていくと、選ぶ楽しみが減るのでこの傾向が強くなるのはどうなのでしょうか。


バブル期に流行った銅メッキシャーシを久しぶりに見ました。


CDとフォノの入力端子は純銅削り出しにニッケルメッキという贅沢なパーツが使われています。


スピーカーターミナルも同様で純銅削り出しです。
回しやすく、ケーブルを固定した際の安心感が高いです。

ハイエンドアンプとしては珍しいスイッチングアンプ(D級アンプ)採用で、エネルギー効率が良いため、サイズの割に軽量(21Kg)に仕上がっています。
「重たいアンプはもういやだ。」
という声を良く聞きますので、軽量アンプをお探しの方には良い選択肢となると思います。

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